嫌われる勇気

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラーの教え」 / 岸見 一郎・古賀 史健

大ベストセラーを遅ればせながら、読みました。

アドラー心理学をマスターした哲人と青年との対話という形で、青年の疑問や質問を哲人が解りやすく説明しながら、話が進んでいきます。

物語上、必要なキャラクター設定だったのでしょうが、青年の”人となり”があまりにも卑屈すぎて、途中で何度も読みたくなくなるほどでした。

内容としては、インドの哲学を知っていれば、目新しいことはあまりありませんが、でもやっぱり心理学の本って面白いですね。

この本がベストセラーになるというのは、”いつでもいい人であるべき”みたいな同調圧力に疲れてしまった人たちが多いのかな~と思いました。