印パ緊張

ネットニュースのヘッドラインに「印パ緊張、一触即発=越境テロに報復か-カシミールでにらみ合い」と書かれています。
マジか。
インドとパキスタンがカシミールで戦争になるかもしれません。
いつものお馴染みの罵り合いで済めばいいのですが、今回は事情が深刻なようです。
18日、武装集団がカシミールにあるインド軍の基地を手投げ弾などで襲撃し、兵士17人が死亡して、武装勢力側も4人死亡しました。
インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方で起きた襲撃としては過去10年で最悪で、今回の襲撃によるインド兵の死者は、カシミール地方でインドの支配に対する武装闘争が始まった1989年までさかのぼっても最も多いものの一つだという事です。
インド側は隣国パキスタンの過激派組織が関与したとの見方を示しているので、国境での緊張がピークになっているようです。
昨日の国連総会ではパキスタンの首相が「7月から子供を含め80名以上のカシミール市民がインド軍によって殺害された事件を国連は調査すべきだ」とインドを非難し、インド側は「パキスタンはテロ支援を止めるべきだ」と非難中傷合戦を繰り広げていて、対話モードには程遠くなっています。
両国が和平交渉のテーブルにつく日が来るとは、想像もできません。
美しいカシミールに平和が訪れる時は、いつなのか。
悪い予想は本当に良くないのですが、なんか永遠に無理な気がしてしまうのです。
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