温泉はなぜ体にいいのか 

温泉はなぜからだにいいのか / 松田忠徳

伝統医学博士で国際的な温泉学者の著者が温泉のよさから歴史まで科学的な臨床データや古文書を引用して詳しく解説しています。
活性酸素を減少させたり抗酸化力を高めたり、代謝が高まって老廃物が解毒されたり自律神経のバランスが整ったり、酸化して傷ついた細胞のたんぱく質が修復されたり、皮膚の水分量が増加したり、本当に温泉はいいことづくめの様です。
古文書に多々記されている記述により、昔々から、湯治で病を癒し、行楽先として温泉地を好んできた日本人には”温泉DNA”が脈々と受け継がれているようです。理屈ではなく、ただ浸かっただけでホッとして気分が良くなるのは、遺伝子に組み込まれているんですね~。

大体週末は、実家に行ってから、少し離れたところにある、長船温泉に行きます。
ここのお湯はPHが9.9あり、日本でも(世界的にも)有数の強アルカリ性泉でこのような高いpHは誠に珍しい値だそうです。
非常に熱い湯の温度の浴槽があるだけなのですが、本当に気持ちがいい温泉です。
妊婦さんは足元が見えなくて不安定だからとか、滑るといけないからとかで薦められてはいませんが、足元が見えなくなるまでは、滑らないように気を付けて、通いますっ!