なんだかうまくいかないのは女性の発達障害かもしれません

なんだかうまくいかないのは女性の発達障害かもしれません / 星野 仁彦 著

今では、芸能人などが自身で発達障害であることを公表したりして、わりと聞きなれた感がでてきましたが、まだまだ大人の女性の発達障害については一般的に認識されたとは言えないように思います。

発達障害は、脳の発達と機能にアンバランスな部分があるために、神経系がうまく働かず、神経伝達物質(脳内モノアミン)が十分に分泌されない状態です。

アメリカでは大人の10人に一人が発達障害であるとされています。

男の子は過活動が顕著に現れやすいので、幼少時から気づいてもらうことができますが、女の子はぼんやり、おっとり、おとなしく、手のかからない子供という印象なので、特に問題視はされませんし、本人でさえ気づきません。

ですが、大人になって自分で生活を送るようになると、程度の差はありますが、片付けや家事が凄く苦手で、忘れ物や無くし物が多く、時間にルーズで、職が長く続かなくて、お金や書類の管理が難しく、人間関係がうまく築けません。

物凄く生きるのが、大変ですよね。どうしてかよくわからないけど、なんにもうまくいかないっていうのは、本当に辛くて苦しくてキツイと思います。

投薬やカウンセリングなどの適切な治療を受けることによって、効果的な改善が得られるという事なので、少しでも女性の発達障害に対する理解が広まって、困っている女性が楽になればいいな~と思います。

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